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グローカルな視点で地域づくり活動を支援する Furusato Mirai

地域づくり未来へfuture

 地域に暮らす自信と誇りを持ち続け、地域を維持させるためには、現状認識と未来への挑戦が必要です。働く場、教育の場、暮らしの場を確保し続けなければ若い世代はふるさとを離れてしまいます。当法人も新たな取り組みや、コミュニティビジネスへの支援がこれまで以上に必要と考えています。

田辺市における人口減少

トップページにも表示していますが田辺市における人口が毎日3人ずつ減少をしています。特に平成17年に旧田辺市と合併をした、龍神村、大塔村、中辺路町、本宮町の人口は合併後15年の間に30%も減少するといったこととなりました。平成16年の熊野古道の世界遺産登録で行政も観光面を前面に押し出した政策がとられましたが、地域が活性化する期待とは逆に地域はより深刻な状況に追い込まれています。

上秋津地域の変化

上秋津地域においても合併15年で大きな変化が現れました。平成11年に住民出資で立ち上がった秋津野直売所きてらが平成15年に移転し事業を拡大。平成18年には(株)きてらとして法人化。平成16年に誕生した俺ん家ジュース倶楽部も順調に地元柑橘を使用したジュース製造で実績を積んできました。そして旧上秋津小学校を跡地をリノベーションし都市と農村の交流施設秋津野ガルテンをコミュニティービジネスで平成20年11月にスタートさせ農家レストラン、宿泊施設、体験施設など次々と事業を拡大する中、年間交流人口(有料)が約70,000人も達するといったことになり、都市農村との出会の場、交流の場としての役目を果たしています。農村における地域資源のブラッシュアップで都市からの人を呼び込めることを証明しています。地域においては両コミュニティビジネスは経済にも働く場の確報においても貢献がなされています。

上秋津にも農業後継者問題

全国的にも地域における農業後継者問題が大きな影を落とし始めています。キツイ、モウカラナイが農業へのイメージが前面に出て以来、国や県、市町村で様々な対策がとられてきましたが、離農や廃園、後継者不足が加速しています。また、農産物や農地への鳥獣の被害も深刻で収まる気配さえ見えていない。とくに集積化、機械化が難しい中山間地での農業はより深刻と考えます。上秋津地域でも平成20年以降廃園や放任園地が見え始めており、今後より深刻な状態になることは容易に予想されます。新たな地域農業の仕組みづくりが今、求められています。

令和元年、スマート農業での梅の生産・販売を目指す農業法人『株式会社秋津野ゆい』が誕生。法人での農業を目指してスタートを切りました。

一般社団法人ふるさと未来への挑戦

〒646-0001
和歌山県田辺市上秋津4558-8
秋津野ガルテン 内

TEL 0739-35-1199